先日、聴覚障がいをお持ちの方が面接に来られた。 その方は生まれた時から耳が聞こえない。にも関わらず、話せる! 手話のできない私の話を読唇術で理解し、言葉を発し応えてくれる。そう、その方は小さいときから両親に話すことをたたき込まれたようです。これが出来ないとご飯抜き!など大変厳しく教育されたそうです。
さらにこの方は、メンバーとしてではなくスタッフとしての面接だったことも私は凄いなと感じています。聴覚障がい者施設での支援員やサービス責任者もされたことがあり、今も福祉関連で在職中ながらも応募戴いたのです。
ずっと一般企業で就労し、私たちと何ら変わらない経歴。 手話ができ、読唇術ができ、顔を見て機嫌がわかり、言葉が話せて、明るく前向き!この方と比べれば私の方が障がい者かもしれません(>.<)
私の方が出来ないことだらけです。
この方の前では、全てが言い訳になってしまうように思いました。心から尊敬できる方です。
そしてに、その方の親御さんに親としての本当の愛を感じました。 してあげるのではなく、一人で生きていける力をつけることを大事に心を鬼にして長年に渡り、ともに生きてきたことを感じさせて貰いました。自分が先に居なくなることも見越して。 親の愛の深さと本人の強さに、強く刺激を受け、私自身が本物の愛で周りの人に接しているか自問自答の機会を頂戴しました。
何より、この方は前向きだし明るい。
比べることでは無いですが、間違いなくこの方の方が私より魂のレベルが遙か上だと痛感させてもらえました。
私の想いと決意がよりいっそう増す経験をさせてもらえたことに感謝です!
勇気と希望ももらえたので、さらに頑張ります!