細かいエピソードはたくさんあります。
例えば、見知らぬ土地に行って道に迷ったとき。
私は方向音痴なので、そんなことは珍しくありません。
道行く人にも、コンビニの店員さんにも、郵便局の配達員さんにも・・・。
誰にも道をきくことができず、
「駅徒歩3分」の場所にたどりつくのに2時間かかったことがありました。
(当時はまだGPS付のスマホはもっていませんでした)
この時は特に約束をしていたと言う事もなかったので、
駅周辺をひたすらぐるぐるまわっていました。
なので余計に「道に迷う」という「失敗」を認められなかったんです・・・。
冷静に考えれば、「2時間の無駄」の方が
ずっと大きな失敗だと思うんですけどね・・・。
こういった現実的な意味でも、もっと比喩的な意味でも、
「失敗したくない」気持ちのために、
しょっちゅう迷子になっていたような気がします。
今ではスマホがあるので道に迷うことも少なくなりましたが、
「失敗したくない」は、かなりやっかいな感覚かも・・・。
by いまここメンバー