チームでする仕事で学べる事。
うつ病を患ってからというもの、周囲の人が怖くって付き合いがなかなかうまくできない日々を過ごしていました。
他人の顔色をうかがっては、自分がどうふるまったらいいのかなどと考えてしまうのですよね。
仕事中もこんなことを考えているがために、臨機応変な対応が求められる時は、どうしてもうまくいかないところが多いです。また、多くの人とチームを組むとなると、絶えず他人を意識するあまり自分のペースがつかめないこともありました。
時には、自分だけで完結する仕事が自分には合っているのではないかと思ったりもしたくらいです。
しかし、自分で完結する仕事ってなかなかないんですよね。何かしら他人の力を借りないと、自分の仕事もできないからです。
では、チームで仕事するほうがいいのかと言われると、自信がないのも事実です。
A型事業所にきた当初は、そういう意味でチームでの仕事に向けて、自分を鳴らす場所として奮闘しました。
結果、チーム内で自分のペースをつかめるようにようやくなってきましたね。
何をしたかというと・・・。
チーム内で「周りを気にしない」自分のペースを守る事意識付けです。これが意外と難しいのです。他人の顔を気にしていたのですから無理もありませんがね。
でも、チームも個人の集まりです。だから個人がないがしろになってはチームとしては運営できません。だから多少自分がわがままなところがあれど、欠陥があれど、それでも自分は自分であるという風に言い聞かせることが大事です。そうすれば、チーム内で自分に余裕を持てるようになり、他人の顔色をうかがわなくても、仕事はこなせるようになります。
もちろん気配りは大事だとは思います。ですが、それは他人の為というのではなく、自分が作業しやすい環境を作りたいから行うことですから、他者の反応がどうこうよりも起こした行動が大事だと思うのです。
いかがでしたか?私が経験したのは、人間関係を円滑にするうえでも重要なことです。
鬱でなかなか他者との関係を構築できなかった自分だからこそ言えることですね。