春を人間の心の移ろいに例えることがあります。
春の嵐というと3月ごろから始まって、4月上旬も続く天候です。春の天候の特徴というと雨天と晴天とが交互にやってくることですよね。なので、そうした移ろいやすい天候になぞらえて、人の心の機微をも表現するほどです。
苦しい時もあれば楽しい時もある。そんな人の心機微。これをポジティブにとらえれば、今は苦しくともそのうち楽しい時もくるという風にもとらえられないでしょうか。
仕事をしていると凹むこともありますが、そればかりだからといって移ろいゆくことを否定していたら、逆に楽しいこともやってきません。精神を病むというのは、多分ネガティブはそのまま続く、いつまでもネガティブと頭で考えてしまうからではないでしょうか。
それが「この先は明るくなる」っていう風に少し気を違うほうに向けたらいかがでしょう?
心は移ろいゆくものなのですから、その「明るい」方向に自然と向かうようになってきます。
別に気をしっかり持ってとか、精神論を引き出すわけではありませんが、考える癖として「ネガティブは続く」という風には考えないようにする方が、気分的には楽になるのではないかと考えます。
せっかくの新年度、移り変わりに身を任せ、前を向いていきましょう。
by いまここメンバー