昭和23年の祝日法の制定当初から設けられている国民の祝日です。今年は9月の22日です。この日は昼夜の長さが等しい日であり、季節上の一つの区切りを意味しています。春分の日に対応するものとして採用されました。
秋分の日に食べる定番の食べ物はおはぎです。江戸時代から始まった習慣で、ご先祖様への感謝と家族の健康を願う気持ちを込めてお供えされています。おはぎのあんこに使われる小豆は秋が旬であり、その赤い色には魔除けの意味があるとされています。また、おはぎは当時貴重だった砂糖をたくさん使った贅沢品で、特別な日や大切な人に振る舞う習慣が定着しました。それが由来となって今の秋分の日のイメージにつながっているようです。