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神無月の過ごし方

10月は、八百万(やおよろず)の神様が人々の運命を話し合うため、全国から出雲の国へ出かけることから、和名を「神無月(かんなづき)」といいます。神様をお迎えする出雲では、「神在月(かみありづき)」といわれています。

朝晩の冷え込みがはっきりし、露が冷たく感じられる頃、五穀の収穫もピークを迎え、各地で収穫を感謝する「秋祭り」が開かれます。田の神様は、収穫が終わると山へ帰って山の神様になり、春になると里へ降り、田の神様になるといわれています。

秋祭りでは神様も人々とともに祭りを楽しむとされ、もてなしのために音楽や踊りを披露するようになりました。神楽、田楽、能などは、こうした祭りから生まれたものです。日本は古くから稲などの穀物が豊かに実る国としてさまざまな行事や習わしが受け継がれてきました。

10月17日には、宮中行事として、天皇が新穀(初穂)を神様に奉納し豊作に感謝する「神嘗祭(かんなめさい)」が行われます。10月下旬の「十三夜」は、栗や豆の収穫を祝って行う月見のこと。「9月の十五夜はお供えしても十三夜はしない」という家庭もあるようです。昔は「十五夜」しかお月見しないことを「片見月」といい、縁起が悪いとされていました。自然の恵みに感謝するお月見として「十三夜」も後世に伝えたい行事です。