去年の紅白歌合戦は終わってしまいましたが
表題の件について触れたいと思います。
ちょうど20年前の1999年。
一人のシンガーソングライターが46歳という
若さで没しました。
村下孝蔵さんです。
「初恋」「ゆうこ」や「踊り子」などの
ヒット作を出した歌い手です。
今でも懐かしいメロディー集やCD等のCMが
流れれば村下の曲は必ずと言っていいほど
入っていると言っても過言ではないでしょう。
そんな村下孝蔵さんですが、年末に話題になる
あの国民的番組には一度も出演していません。
そうです。紅白歌合戦には出ていないのです。
演歌歌手やアイドル。
定番の方にとって一つのステータスを
担っていると思うのですが、
フォークソングの歌手にとっては必ずとも
そういえないということでしょうか?
村下の生誕地である水俣市には「初恋」という
歌の歌碑があります。
また同市には、「初恋通り」という商店街もあります。
それだけ影響力が強かった歌い手が亡くなって20年余り。
作品は今でも歌いつながれています。
by いまここメンバー