「時の記念日」は、日本で初めての時計が鐘を打った日が6月10日であることを記念して制定された日です。この日は、時間が大切であることを広めるために設けられています。
奈良時代に作られた「日本書紀」によれば、671年の6月10日に日本で初めて時計を使った時の知らせが行われたとされています。この日は「漏刻(るこく)」と呼ばれる水時計が使用され、水が流れ出す時間と溜まる時間を測ることで時間を知る仕組みが使われていました。
ちなみにもっと古い時計は日時計で、その時代に古代エジプト文明では陰の長さや方向から太陽時を規定していたようです。太古の歴史には感心させるような技術が多くありますね。