9月１６日は敬老の日です。祝日としての敬老の日が誕生するきっかけは、昭和22年に兵庫県多可郡野間谷村（現在の多可町）で行われた敬老会でした。戦後の混乱期にあたり、子供を戦場へ送った親たちも多く、精神的に疲労の極にあったため、親の想いに報いるために9月15日を「としよりの日」として敬老会を催すことになりました。そこが起源だといわれています。

敬老の日には特定の年齢からお祝いの対象となるルールはありません。国連の世界保健機関（WHO）の定義では、65歳以上の人を高齢者として。いますが、敬老の日を祝う年齢に厳密な制限はありません。そのため、定年退職した年から、70歳や80歳といった節目の年齢から、孫が生まれて「おじいちゃん」「おばあちゃん」になったタイミングで敬老の日のお祝いをはじめる人が多いようです。