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十三夜

十三夜は、旧暦の9月13日の夜に行われる月見行事です。この風習は平安時代に宮中での月見の宴から始まりました。旧暦を基準とするため、現代の新暦では毎年日付が変わりますが、通常は10月中旬から11月上旬にあたります。十五夜から約1ヶ月後に訪れ、「後の月」とも呼ばれています。十五夜が中国由来なのに対し、十三夜は日本発祥の独自の風習です。

栗や豆の収穫時期なので、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれ、お供え物には栗、豆などの季節の収穫物、13個の月見団子、ススキが飾られます。十五夜と十三夜はセットで楽しむことが多く、逆に片方だけ見る「片月見」は縁起が悪いとされているようです。