いまここ

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初物(はつもの)

日本では文化的なことでも食文化でもいち早く季節を味わう事に大きな喜びを感じます。
目に青葉 山ホトトギス 初鰹 季節文ですね。
江戸っ子の間では「初鰹」を食べるのが粋の証。
初鰹を食べると長生きできると大変珍重されてきました。
現在の初鰹ニーズは江戸時代から続いているものなのです。

また5月の2日は八十八夜で、その年摘んだお茶は一番茶、新茶ともいいますね。
日本一のお茶の産地は静岡ですが4月の中旬頃から5月の中旬に茶摘をします。お茶の楽しみ方は多様ですが一つの例としてお茶の入れ方をご紹介します。


1 急須に茶葉を入れます(一人前)3gを目安にお好みで
2 沸騰したお湯を人数分の茶碗に入れ暖めます
(これでお茶の温度を70~80度程度にさまします)
3 茶碗に入れた湯を急須に戻します
4 急須に蓋をして一分程度待ち深蒸しします
5 全ての茶碗のお茶の濃さが均一になるようにします
6 二ふくめもおいしくいただけるように急須の湯は全て注ぎます。最後の一滴まで注ぎきることがポイントです。

新茶で一服 粋だと思いませんか?