冬至がいつかは天文学的に決まり、毎年、12月21日か22日です。冬至は、1年で最も日中の時間が短く、夜の時間が最も長い日です。
冬至にかぼちゃを食べる習慣は有名ですが、由来は栄養価が高く風邪予防に役立つかぼちゃを食べることで、冬を乗り切るために始まったとされています。かぼちゃは、体内でビタミンAに変わるカロテンや、ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜です。ただし、江戸時代の文献には「冬至にかぼちゃ」という内容の記述はなく、明治以降に生まれた比較的新しい習慣と考えられています.
また、冬至には柚子湯を楽しむ風習もあります。江戸時代からあるこの習慣は、「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫)にかけて、お風呂屋さんが始めたとされているのが有力な説のようです。