「自分より人のために」
そんな精神が強かった祖母が亡くなった際、
母に言われた言葉です。
真剣な眼差しで、
その目から、母の心底の思いが強く伝わってきたのを覚えています。
当時高校生だった私は、
心の「痛み」についてどういうことなのかよく理解できませんでしたが、
大人になった今、とてもその大切さがわかります。
人がつらいとき、苦しいとき、その苦悩を聞いて、
自分に置き換えて真剣に考えてみること、
自分のことだけでなく周囲の方々のこと、
人の心の「痛み」をわかってあげようとすること。
それで救われる人間は多いと思うのです。
精神的なことよりも、お金のことをまず考える方もいらっしゃるでしょうが、
確かにお金は生活する上で大切ですが
最低限な暮らしが出来ればそれで十分だと思います。
そんなことよりも、
人の心の「痛み」がわかる人が増えたなら・・・今の社会、
もっと共に助け合って共生していけるのではないでしょうか?
by いまここメンバー