七夕飾りには、お金に困らないようにと「巾着」、海の恵みへの感謝と豊漁への願いを込めて「投網」、整理整頓や物を粗末にしないようにと「くず籠」、家族の長寿への願いを込めて「折り鶴」、裁縫の上達や着る物に困らないようにと「紙衣」、織姫の織り糸を表す「吹き流し」などがあり、それらは笹竹に飾られます。
七夕の願いごとは、習字や歌、裁縫、織物などの上達を願って書いたのが始まりだといわれています。「五色の短冊、わたしが書いた~」と七夕の歌詞にもあるように、短冊は「赤・青・黄・白・黒」と五色揃っているほうが幸せを呼ぶといわれています。
天気の良い夜には天の川を眺めることも楽しみのひとつですね。天の川をはさんで光る星は、こと座のベガが織姫、わし座のアルタイルが彦星です。
光る星に名前がついている事が子供たちに教えられたらいいですね。