こんにちは。
今の日本の精神医療について、とても大切なことを言われてる方がいらっしゃったので、ご紹介いたします。
筆者は水谷 修さん。
〝1220万人がこころの病抱えるニッポン
危険な精神科薬何種類も投与されるキケンな現実〟
私は、ずっと日本の精神医療について危険性を感じています。いや、厳しく言えば、精神科や心療内科、
神経科を一度解体し、再度治療の在り方を再考すべきだと考えています。
現在、日本の精神科医のほとんどは、投薬による治療に専念しています。医師に、「眠れない」と訴えれば睡眠薬を投与されますし、「いらいらする」と言えば向精神薬、「死にたい」とこぼせば抗うつ剤を投与されます。
しかし、環境要因による後天的な精神疾患を、環境を変えることなく、精神科薬の投与によって、脳自体の活動に大きな影響を与え、環境適応できるようにすることは、本当の意味での治療といえるのでしょうか。
たとえば、虫歯で歯が痛くて歯科医院に行ったとします。「歯が痛い」と相談したら、痛み止めを2週間分渡されたとします。
2週間後には、痛み止めがなくなり、再度行ったら、また痛み止めを2週間分。こんな治療では、半年後には虫歯がさらにひどくなります。
〝痛みの原因である虫歯の治療をすることが、本当の治療です。〟
精神科医も、なぜ眠れないのか、なぜいらいらするのか、なぜ死にたいのか、その原因を探り、突き止め、解決することが、本来の治療なのではないでしょうか。原因が、家庭の問題にあるのなら、家族を呼び家庭環境を変える。学校にあるのなら、校長や教育委員会に連絡して、その解決に当たる。職場環境にあるのならば、上司に連絡し、職場環境を変える。ここまで動いている精神科医は、日本にいったい何人いるのでしょう。
また、みなさんに聞きたい。何かの病気で医者にかかり、何ヶ月もその病気が治らなければ、その医者は「ヤブ医者」。使い物にならない医師となるでしょう。でも、精神科医の場合、何ヶ月も何年も、投薬の量を増やしながら、治療と称して、投薬を続け、患者の脳を破壊しています。これは、許されることなのでしょうか。私は、ある意味で殺人行為だとすら考えています。
しかも、日本では、たばこの中のニコチンやアルコールは、子どもたちのこころや身体、脳の健全な成長に大きな害を与える可能性があるという理由で、法律によって厳しく禁止しています。にもかかわらず、ニコチンやアルコールよりはるかに危険な精神科薬を、中学生や高校生に何年にもわたり投与すれば、どうなるでしょう。その子どもたちの脳や身体、こころに消すことのできない大きな害をもたらします。しかし、日本の多くの精神科医は、平気で何年にもわたり多量の投薬を続けています。
すべての医師は、その治療計画及び、副作用、治療後の成果について、きちんと患者に伝える義務があり、
その行為に責任を取らなくてはなりません。でも、これをきちんとやっている精神科医や、こころの病の治療に関わる医師はいるのでしょうか。
今、我が国では120万人がうつ病認定を受け、1100万人が、こころの病の治療を受けています。彼らの受けている治療は、ほとんどが精神科薬の投与のみです。ここで使われている治療費は2兆6000億円に及びます。ほとんどが薬代です。この10年間で
60倍に増えています。日本は、世界で数少ない精神科薬の複合投与をする国です。危険な精神科薬を何種類も患者に投与します。
かぜを早く治したいからと行って、ブロンやセデス、ルルやバッファリン、葛根湯を一度に飲んだらどうなりますか。先進国の多くは、その危険性に気づき、単薬投与を基本としています。しかし、日本の多くの精神科医は、必ずと言っていいほど数種類の薬を投与します。
こんな危険なことはないのに。
みなさん、国民の10人に1人が、こころを病み、完全な労働ができない国に、明日はあるのでしょうか。私は、ないと考えています。それほど、現在の日本は危機的な状況です。
今、精神医療を受けている人たちへお願いです。必ず医師に、治療計画及び副作用をきちんと書類で書いてもらってください。
そして、治療がきちんとできなかった場合は、完治しなかったり、それによって症状が悪化した場合は、医師を訴えることを伝えてください。ほとんどすべての医師が、治療を拒否するはずです。その医師は、“使い物にならない医師”です。それをきちんとしてくれた医師から治療を受けてください。
私は、あまりにも精神医療によって壊され殺された子どもたちを見過ぎました。先日も1人失いました。
最後に、私は、医師による精神科薬の投与を、すべて否定しているわけではありません。眠れない状態が何日も続けば、その患者の身体は壊れてしまいます。死にたい状況を続けていれば、自らいのちを絶ってしまうことにもなります。二ヶ月から四ヶ月程度、精神科薬を投与し、その症状を緩和させ、そしてその間に、環境を変えさせていく。このような治療は否定していません。それこそが本来の治療の姿ではないでしょうか。
水谷修(みずたに・おさむ) 1956年、神奈川県横浜市生まれ。上智大学文学部哲学科を卒業。83年に横浜市立高校の教諭となり、子供の非行や薬物汚染拡大防止のため「夜回り」と呼ばれる深夜パトロールを行う。2004年9月に辞職。現在は「夜回り」のほか、メールや電話による相談を受け、講演活動で全国を駆け回っている。
水谷さんの記事は以上です。
そして、ここからは、当事者の私の意見を書きます。
まず、水谷さんの意見は、きちんと見るのに、とても勇気がいる事実だと思います。
しかし、これを受けて、恐怖を感じてしまうと、よけいに薬がやめにくくなります。
それは、私の望まないところです。
例えば、タバコを吸う人に〝がんになるで!〟と脅すと、その恐怖から、よけいにタバコに手が伸びるのといっしょで、恐怖を与えて、その人が快復することって少ないんですね。
なので、だいぶと心安らかに読める努力をしています。
最初に〝ぼくは、薬は飲んでも飲まなくても、どっちでもいいと思います。〟
今、薬を飲んでると言うことは、今の自分にはきっとそれが必要で、
過去にずっと薬を飲んできたのなら、過去の自分にはきっとそれが必要だったんだと思います。
だから、薬を飲んでも○。
〝いつでも、ここに立ち戻れることを胸においておく。〟
その上で、それでも薬無しや薬の少ない状態で生活を送ることができれば、〝よりベター〟かなと思います。
ぼくは統合失調症と診断されて10年。通院歴も10年。(病院は6,7回、変更しています。)
薬も10年飲んできたんですが、それで思うことは、
やっぱり自分の心を創るのは、〝自分の心がけ次第〟なんです。
薬を10年飲んで、ようやくそのことがわかりました。
なので、心の病を治すのは〝薬ではなく、自分です。〟
自分で治すんです。この幻の病は自分で治すのです。
私はこれから、その決意がある人を応援していきたいと思っています。
その決意があるけど、薬の離脱症状が気になって、一歩踏み出せない方、ぼくに連絡をください。
ぼく一人にできることは限られますが、もう一人協力者がいたら、三人。
〝三人寄れば文殊の知恵〟
ぼくの人間力と三人分の智慧があれば、どうとでも道は開けます。
by いまここテラス 山ちゃんより